Likeness of an Allegory

Luminous Ceilings commission for the City of Minneapolis
2019 - Fall 2020
Location:   ミネアポリス公共サービス施設6階エレベーターロビー天井、ミネソタ州



-コンセプト画 -

2020年秋に開館予定のミネアポリス公共サービス施設の6階エレベーターロビーの天井インスタレーション。7つある各階のエレベーターロビー天井にミネアポリスを拠点に活動するアーティスト7グループが選ばれた。

“luminous ceilings(光の天井)”をテーマとして与えられた私たちの提案は、「光とその完全な不在」を表現するところからはじまった。スカルプチャー部分の物体を究極の黒として知られるピグメントで覆う。その上に、アンビエントで均等な光のフィールドを作る。特殊な黒いピグメントは、光の反射を許さずスカルプチャーの3次元性を隠す。人間の目は、このスカルプチャーの輪郭を読むことでしかその3次元性を確認できない。ロビー内をゆっくり歩きながら視線を変えることで見えてくる輪郭やオブジェクトがある。
明暗という対極のアイデアに加え、黒塗りのスカルプチャーの構成には14世紀イタリアのAmbrogio Loronzettiが手がけたフレスコ画、The Allegory of Good and Bad Government  をインスピレーションにした。議会の壁を覆うこの作品は、議会議員の目線を元にパースペクティブが設定されていて、議員に自らの役割をフレスコ画を通して知らしめるつくりになっている。善と悪の二極の政府と、その人民とランドスケープの在り方、成れの果て。

いくつもの隠された輪郭やオブジェクトは、ミネアポリスに関係したものを主に、メッセージ性のあるシンボルも含まれる。エレベーターロビーでエレベーターを待つという何とも単純な時間が、宝探しのような、発見して読み解くことで楽しめる瞬間になればいいと提案した。


Project Team
LUCITO, design
Schuler Shook, lighting design


Client:  City of Minneapolis