Olio
2019
Competition Entry for Socrates Sculpture Park Folly/Function 2019
Location:
ニューヨーク州クイーンズ地区
ニューヨークのクイーンズ地区に位置するソクラテス公園のコンペティション。夏の間の情報キオスクとして機能する玄関口のフォリー。オリオ (Olio)
(
雑多の集約物、ヨーロッパのごった煮のシチュー、などの意味がある)と名づけた。
クイーンズ地区を散歩する。フェンスやガレージにおおわれた、工業的な地区を通り過ぎたかと思うと、カラフルで建築様式のちぐはぐな家が連なる。ゾーニングと多国籍、多様式がちぐはぐに目に飛び込んでくる。クイーンズの景観は、ニューヨークシティのユニークな個性を分かり易く視覚で訴えてくれる。雑多という、その場所、その瞬間の現実的で実践的な思い付きやひらめきの積み重ねの歴史。この要素こそが、ニューヨーク市内の他の地区には無い、クイーンズ地区の景色を作り上げている。この雑多な個性を与えられたフットプリントに寄せ集めていく。オリオは、そんなクイーンズの景観から生を得た個体である。
クイーンズ地区を散歩する。フェンスやガレージにおおわれた、工業的な地区を通り過ぎたかと思うと、カラフルで建築様式のちぐはぐな家が連なる。ゾーニングと多国籍、多様式がちぐはぐに目に飛び込んでくる。クイーンズの景観は、ニューヨークシティのユニークな個性を分かり易く視覚で訴えてくれる。雑多という、その場所、その瞬間の現実的で実践的な思い付きやひらめきの積み重ねの歴史。この要素こそが、ニューヨーク市内の他の地区には無い、クイーンズ地区の景色を作り上げている。この雑多な個性を与えられたフットプリントに寄せ集めていく。オリオは、そんなクイーンズの景観から生を得た個体である。
- コンセプト画 -
after Archaeologists by Giorgio de Chirico, 1965 (2019)
after Archaeologists by Giorgio de Chirico, 1965 (2019)
- ちぐはぐで雑多なクイーンズの景色の寄せ集め -
- 平面図 -
- 側面図 -
- 組み立てダイアグラム -